不安の正体~今へのフォーカス
こんばんは。
これまで、生きてきた中で“何か”に対しての不安を感じたことは誰かしらあると思います。
不安とは将来起こりうることに対するネガティブな事象
自分に降りかかるであろうと考えるネガティブな事象。
私は少なくとも、不安の定義を上記のように捉えています。
どちらにしろ、ネガティブなものに変わりなく、不安は人をコントロールするがごとく
不安が募れば募るほど、思考も行動も冷静でいられなくなります。
ネガティブな要素と同様、共通しているのは『未来』への不透明感、自分がどうありたいのか、ということだと思います。
将来へのイメージを持つ事はとても大事なことです。
イメージがあるからこそ、そこにたどり着くためのプロセスを考えられ、日々頑張れるのですから。
しかし、同時にそこに至るまでのイメージと現在の自分の状況のギャップが大きければ大きくなるほど、逆に不安に駆られ、焦りに変わります。
未来こそ不安の要因でもあり、自分を見失うきっかけにもなります。
そのような状態にならない為にはどのようなマインドが必要になってくるのでしょうか。
それは、今だけにフォーカスしてみることです。
未来とは今、この一瞬一瞬の積み重ねであり、どんなに考えたところでマインドを変え、行動を変えなければ、未来は動かせないのです。
自分の未来を決めるのは自分であり、他者ではありません。
同時に未来の結果は、今の自分の行動の結果でもあるのです。
私たちが、不安になると感じるものは未来へのことに見えるかもしれません。
しかし、本当に一番不安に感じているのは今の自分の行動でもあるということです。
今現在に満足していないなら、満足する方へ方向転換する方が結果的に将来も満足するものになり、不安も感じなくなるのです。
有名な名著でもあるナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』を借りるならば、現在の思考や行動は未来へとも現実化していくものと考えます。
未来を変え、不安を感じなくするのは、今この瞬間の自分の思考と行動だということを常に意識していくことが重要です。