主体性を仕事とプライベートから考えてみた
こんにちは。
企業が人を採用する際に、重視する一つにその人の『主体性』があるか、を問われことがあります。
当たり前の話、仕事における受け身の姿勢は、仕事に対する熱心さも伝わらず、また、その人の成長にも大きく関わってくるからです。
企業の成長には人の成長が欠かせず、どんな企業も成長することには、歩を止めていては、時代の変化により淘汰されてしまいます。
成長意欲が高いものは、チャレンジする場を与えられ、経験を積むことでその企業を支える人材として育っていきます。
しかし、主体的に行動することには時には企業として、負の面を持つことが同時に起こります。
それは、その人がやりたいことを重視した主体性と企業が求めることへのビジョンとのギャップにより起こります。
企業は組織であるが故に、常に全体を考えた際の最適解を講じる必要があり、個人を重視した決定はできません。
同様に個人としても主体性が発揮できず、その熱意の強さがある故に、心を折られてしまうこともあるのではないでしょうか。
組織としての個人における立場では、全体のための主体的行動を心がける必要があるのです。
リスクをとれない企業にとっては、とりわけ難しい状況であり、そこに企業全体の利益となるかが重要な視点となります。
では、全体のための主体性を磨くにはどういったマインドが必要になってくるか。
それは、仕事以外での普段の行動から創りあげられるのではないかと思います。
目的を持って日々を過ごすことです。
自分のビジョンを持つことでもあります。
個人の責任範囲であるプライベート時においては、個人がやることは自由です。
よく、普段の休みでは何をしてるのか?
こういった問いが多いことでしょう。
何か楽しいこと、面白いことが起きないか
何か出合いがないか
こういう人はよく見かけますが、そういった思考こそが、なにもその人に変化が起きない原因になっていると思います。
何事も思ってるだけでは実現できず、主体的に行動することが、実現する確率を高めてくれるのです。
仕事以外でも、様々な人や物、場所と触れあう体験は、体験した人だけが分る、より説得力があるものとなります。
外的なものに頼らず、ないならば自ら創りあげるくらいの意識が必要です。
仕事で使える主体性は、そういった経験で培われていくものであり、それが企業ましてや社会が求める主体性へと進化するのではないかと思います。
ありがとうございました。